2007年2月28日水曜日

「中国→アメリカ→日本」と株式市場の”足の引っ張り合い”、でも・・・

 各種報道でもさんざん伝えてきているところですが、中国から始まった株式市場の突然の下落はアメリカのニューヨークに波及し、そして日本の市場にも波風が立った形となりました。



 一般に日本の株式市場はその前まで開かれているニューヨーク株式市場(NYSE)の動きに吊られる傾向にあるみたいなのですが、それを今日のマーケットでは如実に示しましたね。





 一時前日比700円以上安となった今日の東京株式市場の日経平均株価は結局前日比515円80銭安の17,604円12銭で取引を終え、東証1部上場銘柄で見た場合、その殆どが値を下げていました。



 だが、先ほど(28日23時頃)「NIKKEI NET」に掲載された「経団連会長、世界の株価下落「短期的なもの」」という記事によると、日経連の御手洗会長が、世界経済のファンダメンタルズは悪くなく、この下落は短期的な物だ、と楽観気味な見解を示していました。



 相変わらず中東諸国が不安定な状態にありながらも、今のところ経済面での悲観的な話を耳にしていないので、ある程度日経連の見解は理解の出来るところですが・・・





 で、先ほど東証1部上場銘柄の殆どが値を下げた、と話しましたが、音を上げた銘柄も33あり、その中には日ハムや武富士など、昨日まで正直さえない印象だった銘柄が今日になって音を上げているみたいで、ネットを通じて入ってきているデイトレ実践者からの情報では、つい最近新規上場した銘柄の一部でなんとストップ高となったものもあった模様・・・



 こんな足場の悪い中でも、伸びるものがあるんですね~





 とはいえ、市場全体では「寒い」1日となったことは間違いないみたいですね。

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