2007年2月12日月曜日

急いで「(憲法改正手続きを定めた)国民投票法案」を成立させたがっている自民党・・・

 自民党って、昔から「自主憲法の制定」を最大のスローガンとしていたような・・・



 昨日(11日)付けで「NIKKEI NET」に掲載された『国民投票法案、与党単独採決も・自民の国対委員長』という記事によると、自民党の二階俊博国対委員長が11日のNHKの番組(朝放送の「日曜討論」のことか)に出演、憲法改正手続きの具体的内容を定める国民投票法案について、今年は憲法施行60年という意義ある年。何としても5月3日の憲法記念日までに成立させる。もし空転してしまいそうならば与党単独採決も辞さない、と強調したとのこと。



 ま、これは自民党としては当然の動きと言うことが出来そうですね。





 でも、最近の自民党を見ていると、一昔みたいに「自主憲法制定」に必ずしも党組織一致団結して行動しているとはどうも言いがたい状況のようで・・・



 『Independence JAPAN』というブログサイトの一記事「憲法改正は自民党の党是ではなかったか?」によれば、一部の自民党幹部が、今夏の参議院選挙を気にしてか、憲法改正を争点とするのはやめたほうがいいとの考えを示していたとのことで、これでは社民党と共産党とさして変わりない・・・とこのブログの管理人は嘆いています。






 私自身も、今の自民党は迷走しているな、と思ってしまうことが多々あります。



 この憲法改正問題もさることながら、一時期世間を騒がせたあの”郵政造反組の復党問題”はまさに自民党の迷走ぶりを如実に示したものと言えるでしょう。



 小泉政権の時分に”郵政民営化反対”を主張した党所属国会議員を事実上”追放”しておいて、後を引き継いだ安倍政権に於いて、参院選に不利になるから、とその”追放”された議員たちを順次復党させる・・・




 ちょっとこれは傍目にも見苦しい限りですね。




 ちなみに私自身は基本的にどの党も支持していませんが・・・

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