2007年2月12日月曜日

強硬路線の一方で”瀕死の重傷”の北朝鮮・・・

 北朝鮮の核開発問題を話し合うための6カ国協議(中国を議長国として北朝鮮、韓国、日本、アメリカ、ロシアの計6カ国で話し合うというもの)がまたもや行き詰まっているようで・・・




 昨日(11日)付けで「イザ!」に掲載された『米誤算「法外な要求」北譲らず膠着状態』にもありますように、またも北朝鮮から突きつけられた無茶な要求に対して他の5カ国が辟易してしまっているようで、ロシアが「本国に報告して検討してもらわねばならない」と音を上げるなど、仕切り直しを求める声が挙がっているそうですね。






 そんな強気な北朝鮮の姿勢とは裏腹に、北朝鮮の国内はというと・・・




 「北朝鮮崩壊間近か?」《『かきなぐりプレス』》、「北朝鮮:ヤマタク訪朝と国家の疲弊」《『短く斬れ』》の各記事にもありますように、国のあちこちで綻びが出始めている有様・・・






 そんな中、一部の放送局が、命辛々取材してきたとされる北朝鮮の極秘スクープ映像を入手し、これを放映するという動きも見られ、私も含めた一般の視聴者の興味をそそらせるものがあるところですが、この動きに対しては、『◆北朝鮮の真実◆』《『万梁の桜』》という記事にもあるように、実は北朝鮮上層部が、遠回しながら、海外からの関心を呼ばせて援助を引き出そうとする”腹黒い”目論見も見え隠れしていると指摘する向きも存在します。






 とはいえ、北朝鮮国内が、一般民衆はもとより軍人や、果ては支配政党である朝鮮労働党幹部までもが脱北していくという、まさに”瀕死の重傷”の状態にあるのは事実。



 もはや北朝鮮に残されたのは、体制の根本的な刷新か、残念だが国家自体の崩壊か・・・この何れかしか無いように思えてなりません。



 勿論、何れの場合にしても一般の国民には迷惑をかけない形で行う必要がありますが・・・

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