2007年2月15日木曜日

”バレンタインデーは憂鬱”・・・情緒さ等につけ込んだビジネスの数々に苦言

 前回、バレンタインデーに反発するデモ行進の話題を書きましたが、その後、「NIKKEI NET」にこのバレンタインデーに纏わる面白い記事を見つけました。






 一昨日(13日)付けで掲載された「人造祭「バレンタインデー」に思う商の無情」というコラム記事がそれ。この記事を書いた中国山東省出身の記者は、毎年バレンタインデーが近づくたびに憂鬱になる、と話しています。




 彼自身が女にモテないから・・・そんな単純なことではないようです(モテないのは私も同じ!)。





 実は彼自身は甘いもの嫌いなのですが、いわゆる”義理チョコ”をある程度貰うそうで、貰った後の処理方で困惑している様子を綴っているだけでなく、世の女性達が、本当に好きな相手に手渡す”本命チョコ”とは別に、会社の上司など、何らかの形で因縁を持つ人たちに対して”義理チョコ”を配り回る、その際の女性達の気持ちを考えると憂鬱になることも綴り、このバレンタインデーでいいことがあるのはチョコを製造している菓子メーカーだけだ、と断じています。



 そして、バレンタインデーに限らず、人の情緒や童心につけ込んだビジネスが増えていることに対し、強い不快感をあらわにしている記者自身の姿がそこにありました。






 それにしても、”バレンタインにチョコレート”って、やっぱりお菓子屋の戦略だったんですね(ウィキペディア解説「バレンタインデー」の中でもハッキリ書かれています)。こうなると、バレンタインデーにはチョコではなく、メッセージカードや花を贈ることが菓子メーカーへの抵抗となり得るかも・・・



 私自身の勝手なる思いです。

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